生のクラシック音楽演奏を気楽に楽しもうという催しが盛んである。ショッピングモール、駅のコンコース、学校の教室、などなど演奏者にとっては酷な会場ばかりだ。
どのジャンルの曲でも同じだと思うが、苦しまずに生まれてきた作品があるだろうか?
その作品を楽しく演奏して曲の真意を伝えられる演奏家がいるのだろうか?
いまだに「楽しくなければ音楽ではない」と小学校では教えるらしい。
楽しんで気楽に描かれた名画があるとでも教えるのだろうか。
どんな文化でも親しむ時には、礼と義をもって接していただきたい。
自分はそう心がけているつもり。