NYPhil.の新しいシリーズが始まった。現代音楽シリーズCONTACTである。
先月シリーズ初回M.Lindberg指揮による演奏会の録音が聴けた。作曲者を舞台で紹介にてコメントしながら作品を演奏するスタイルで、何とか現代曲に親しんでもらおうと工夫しているところに好感が持てる。
他の多くのオーケストラでも既に同種のシリーズ演奏会を行っているが、超保守的な聴衆が多いNYPhilがシリーズを始めた意義は大きい。A.Gilbertのチャレンジに期待大である。
シリーズ第1回で演奏された4曲ではM.A.Dalbavie作曲のNew WorkとA.Kampela作曲のMACUNAIMAが印象に残った。
私の好みはだいたい保守的。前にも書いたことがあるがワールドミュージック調は好まない。
次回CONTACTはA.Gilbert指揮でT.Hampsonが歌う。
NYPhil.は来週からスペイン、フランス、スイス、ドイツ、イギリスを廻るツアーに出発、14日間で13回公演だそうだ。
超人集団ですね!