昨日(一昨日)のAvery Fisherでの第九の演奏会での情景。(NYTimesの写真を見て)
演奏はイワン フィッシャーとブダペスト祝祭プラスドーフクワイア。
随分と思い切った演奏配置で、ソリストとティンパニーが指揮者のすぐ前、合唱団はなんと指揮者の背中!
つまりオーケストラと指揮者より前で歌ったわけである。(指揮はモニターを見ながら)
この配置が初めての試みではないのだろうが、なかなか視覚的には気が利いていると思う。
打楽器のグループの中で演奏したピッコロが埋もれてしまったのが残念のように書いてあったが、これも良いアイデアだと思った。
この会場ではMasur+NYPに少年合唱隊が加わってこの曲を演奏し話題になったが(その後東京でも同様に演奏)、次はどの団体がどんな試みをやるのか楽しみである。
photo : avery fisher hall